
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月19日 08時27分
本日の相場見通し/金融政策決定会合の結果次第で乱高下
18日の米国株式市場では、NYダウは反発、前日比11.54ドル高の13564.64ドル、一方、ナスダック総合指数は小幅続落し、前日比0.87ポイント安の3177.80ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.41(2.81%)安の14.18だった。フェデックスの業績見通し引き下げが重しとなった。一方、全米住宅建設業協会が発表した9月の住宅市場指数が6年3カ月ぶりの高水準に上昇し、市場予想も上回ったことが相場を支えた。
NY円相場は3日続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=78円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反発し、前日比45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=102円75~85銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の10月物は前日比1.33ドル安の1バレル95.29ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。12月物は前日比0.6ドル高の1トロイオンス1771.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)12月物は9105円大証清算値比35円高だった。
米株、円相場に方向感がない。だが、日銀が本日まで開いている金融政策決定会合で、追加金融緩和に踏み切るかどうかを巡り、現時点において、市場では見方が定まっていない。昼過ぎに結果が判明するであろう、追加金融緩和の有無と内容次第で、相場は乱高下する可能性が高い。現状維持なら失望売り、追加金融緩和なら好感という、素直な反応になるだろう。同時に、円相場を横目に睨みながら、円高なら、「株式先物売り+債券先物買い」、円安ならその逆のトレードが加速しよう。これらを踏まえ、日経平均の想定レンジは9000円~9250円程度。
ところで、本日、日本航空(9201)が東証1部に再上場する。公開価格は3790円。初値が公開価格を上回るか否かと同時に、初値示現後の株価が初値や公開価格を上回って推移するか否かが、今後の投資家心理(とりわけ、個人)に大きく影響する見通しのため、注目しておきたい。また、昨日は、中国の反日デモ拡大による績悪化懸念で、中国関連が軒並み売られた。この中国関連が本日買い戻されるようなら、市場心理はやや改善しよう。逆に、引き続き売られるようなら相場全体のムードは悪化する公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)