< 前場概況(主力株)/10日前場の日経平均は前週末比11.31円安の8860.34円

本日の相場見通し/日経平均は、昨日終値をやや下回る水準で、一進一退のもみあい >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月10日 15時16分

相場概況(主力株)/10日の日経平均は前週末比2.28円安の8869.37円

10日の日経平均は前週末比2.28円安の8869.37円、高値は8874.54円、安値は8838.18円。東証一部の出来高は14億5352万株、売買代金は8171億円、時価総額は255兆7183億円、値上がり銘柄数は995銘柄、値下がり銘柄数は514銘柄、変わらずは167銘柄。日経平均は3日ぶりに小幅反落。

7日のNYダウは3日続伸し、前日比14.64ドル高の13306.64ドルと、2007年12月28日以来ほぼ4年8カ月ぶりの高値を連日で更新した。恐怖指数(VIX指数)は同1.22(7.82%)安の14.38だった。8月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月から伸び悩み、市場予想を下回った。このため、FRBが12~13日に開くFOMCで追加金融策を決めるとの観測が強まった。これが相場をサポートした。

NY円相場は反発し、前日比60銭円高・ドル安の1ドル=78円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで5日続落し、前日比70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=100円25~35銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日続伸した。WTI期近の10月物は前日比0.89ドル高の1バレル96.42ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に続伸。12月物は前日比34.9ドル高の1トロイオンス1740.5ドルで取引を終えた。

米株が堅調ながら方向感がない。このため前場の日経平均も前週末終値付近で、一進一退の動きとなった。今週は、12~13日のFOMCと、12日の独連邦憲法裁判所による欧州安定メカニズム(ESM)の合憲性に関する判決という、2大イベントが予定されている。このため、多くの投資家は様子見スタンスを崩さなかった。また、JAL株購入資金を他の株の換金で手当てするには11日までに売っておく必要があることも、需給的な重しとなった。

後場の日経平均は前場同様に膠着。多くの投資家が様子見スタンスを崩さず、閑散相場だった。東証一部の売買代金は再び1兆円割れ。中国国務院(政府)が10日、2015年までに中国の小売売上高を32兆元に増やすとの目標を発表したと伝わったことや、中国国家発展改革委員会が前週に総額1兆元規模の公共投資を承認したことなどで、中国関連の一角が堅調に推移した。

東証33業種では、空運、証券、商品先物、非鉄金属、石油・石炭製品、鉄鋼、パルプ・紙、卸売、その他金融、機械などが値上がりした。一方、食料品、海運、ガラス・土石、ゴム製品、精密機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは常磐興産(9675)、2位は東邦ホールディングス(8129)、3位はランド(8918)。一方、値下がり率トップはETFS天然ガス上場(1689)、2位はツガミ(6101)、3位はドクターシーラボ(4924)。