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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月29日 08時15分

本日の相場見通し/夏枯れ・閑散相場は継続、日経平均も9000円アラウンドでもみあう

28日の米国株式市場では、NYダウは続落し、前日比21.68ドル安の13102.99ドル、一方、ナスダック総合指数は3日続伸し、前日比3.95ポイント高の3077.14ポイントと、4月5日以来約4カ月半ぶりの高値で取引を終えた。8月の米消費者信頼感指数は市場予想に反して前月から悪化し、11年11月以来の低水準となった。これが嫌気された。一方、6月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数は主要20都市の数値が前年同月比で1年9カ月ぶりの上昇に転じた。これがサポート要因となった。

NY円相場は3日ぶりに反発し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=78円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで下落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=98円60~70銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の10月物は前日比0.86ドル高の1バレル96.33ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反落した。12月物は前日比5.9ドル安の1トロイオンス1669.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は9045円大証清算値比5円安だった。

米株・円相場に方向感はなく、手掛かり材料が国内にも引き続き見当たらない。このため、夏枯れ・閑散相場は継続、日経平均も9000円アラウンドでもみあう見通し。想定レンジは8900円~9100円程度。ドラギ総裁が、31日に米ワイオミング州ジャクソンホールで開く経済シンポジウムを欠席することが明らかになった。また、そこで、バーナンキFRB議長が追加緩和の具体的な計画を示すことは恐らくないとの見方が強まっている。

こうなると、相場全体の急騰リスクが低下するため、徐々に、買い方の手仕舞い売りが優勢になる公算が大きい。一方、ドイツ憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)の設立について判断する9月12日後に、ECBが南欧国債の購入策の詳細を決断するとの期待が燻るため、下値では買いが入るため、相場全体の下値は限定的だろう。しかしこれでは、活発な売り買いは期待できず、東京市場の流動性は枯渇し続ける見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)