
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月28日 08時16分
本日の相場見通し/日経平均は9100円アラウンドでもみあう
27日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前週末比33.30ドル安の13124.67ドル、一方、ナスダック総合指数は続伸、同3.40ポイント高の3073.19ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.17(7.71%)高の16.35だった。高値警戒感に加え、FRBによる追加緩和示唆を待つ様子見気分が強かった。なお、サムスンがアップルの携帯端末特許7件のうち6件を侵害したと連邦地裁陪審に認定されたことを手掛かりに、アップルが上昇し、終値ベースで過去最高値を更新した。
NY円相場は続落し、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=78円70~80銭で取引を終えた。円は対ユーロでは横ばい。前週末の終値と同じ1ユーロ=98円40~50銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の10月物は前週末比0.68ドル安の1バレル95.47ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸した。12月物は前週末比2.7ドル高の1トロイオンス1675.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は9100円大証清算値比20円高だった。
米株・円相場に方向感がなく、売り買い共に材料が見当たらない。このため、日経平均は9100円アラウンドでもみあう見通し。想定レンジは9000円~9200円程度。夏枯れ・閑散相場が続く公算が大きい。昨日の東証一部の売買代金は6582億円と13日の6144億円以来の低水準だった。また、出来高は10億9667万株と今年最低を記録し、昨年12月30日の8億3867万株以来約8カ月ぶりの低水準だった。本日も、この流れを踏襲しよう。
このような投資環境下での物色の中心は、時価総額が小さく、最低売買金額が小額の銘柄群になるだろう。内外の機関投資家が様子見を決め込む中、投資主体の中心は、日銭を稼がなくてはならない、デイトレーダーと証券の自己屋になることは必然だ。当然、彼らの目的は投機であり、短期の値幅取り、ディーリングだ。これは東証一部、新興市場問わず、日替わりで行われる可能性が高いとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)