
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月15日 07時32分
本日の相場見通し/ここ最近の高値圏で膠着、想定レンジは8850円~9000円程度
14日の米国株式市場では、NYダウは小幅反発し、前日比2.71ドル高の13172.14ドル、一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに反落し、同5.54ポイント安の3016.98ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.15(8.39%)高の14.85だった。7月の米小売売上高は前月比0.8%増と市場予想の0.2%増以上に伸び、4カ月ぶりに前月比で増えた。これが好感された。だが、相場全体としては、利益確定売りで上値は重かった。
NY円相場は続落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=78円70~80銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、ドル買い要因となった。円は対ユーロで続落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=96円95銭~97円05銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の9月物は前日比0.70ドル高の1バレル93.43ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比10.2ドル安の1トロイオンス1602.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8940円大証清算値比10円高だった。
米株が上値は重いながらも高値圏で堅調で、円高も一服している。このため、本日の日経平均もここ最近の高値圏で膠着する見通し。想定レンジは8850円~9000円程度。FRBのQE3期待が後退しつつあり、これが円安・ドル高要因となり、日経平均を支えている。ただし、相場の上値を積極的に追う材料も見当たらず、本日も商いは盛り上がらず、閑散・夏枯れ相場は継続する見通し。
昨日は、材料らしい材料が見当たらない中、昔仕手化して、当時の高値からみると、みるも無残な株価まで下落した銘柄の一角が値を飛ばしていた。手掛かり材料が不足し、やるものがないため、値動きがよく、「昔の名前で出ています的な銘柄」に、個人や証券自己屋が誘蛾灯に引き寄せられるように集まった結果だろう。本日も、この誘蛾灯効果が発揮される銘柄がいくつか出てくる見通しだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)