
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月13日 07時41分
本日の相場見通し/夏枯れ・閑散相場の傾向が一段と強まる
10日の米国株式市場では、NYダウは反発し、前日比42.76ドル13207.95ドルと、5月2日以来、約3カ月ぶりの高値を付けた。S&P500種株価指数は6日続伸し、同3.07ポイント高の1405.87ポイントと、4月3日以来、約4カ月ぶりの高値で終えた。ナスダック総合指数は続伸し、同2.22ポイント高の3020.86ポイントと、5月3日以来、約3カ月ぶりの高値で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.54(3.53%)安の14.74だった。
中国の貿易統計が予想以上の輸出鈍化を示し、世界的な景気減速への懸念が強まり、嫌気される場面があった。しかし、失業率が高止まりし景気回復も遅れているため、追加の資産購入に踏み切る時期だと確信しているとのウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の発言を、サンフランシスコ・クロニクル紙が伝えたことで、株式市場は上昇に転じた。
NY円相場は反発し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=78円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=96円10~20銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の9月物は前日比0.49ドル安の1バレル92.87ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸した。12月物は前日比2.6ドル高の1トロイオンス1622.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8925円大証清算値比55円高だった。
週末の米株は堅調ながら、円が高止まりしている。このため、日経平均はここ最近の高値圏で、もみあいとなる見通し。想定レンジは8850円~9050円程度。お盆休みが本番のため、国内勢は市場から去っている。また、海外勢もサマーバケーション中。結果、夏枯れ・閑散相場の傾向が一段と強まる見通しだ。
物色面では、柱となる銘柄もテーマも見当たらない。このため、4-6月期決算及び見通しが良好な銘柄や、何らかの材料が飛び出した、または、材料はなくとも値動きが良好な銘柄群を、短期筋が値幅取りの対象にする公算が大きい。基本は、仕手系材料株相場だろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)