
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月10日 07時47分
本日の相場見通し/日経平均の本日の想定レンジは8800円~9000円程度
9日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落し、前日比10.45ドル安の13165.19ドル、一方、ナスダック総合指数は反発し、同7.39ポイント高の3018.64ポイントと、5月3日以来、約3カ月ぶりの高値で取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.04(0.26%)安の15.28だった。高値警戒感から目先の利益確定売りが出た。一方、新規失業保険申請件数が減少し、6月の米貿易赤字が1年半ぶりの低水準に縮小したことなどは相場のサポート要因となった。また、複数のアナリストが買いを推奨したシスコシステムズが上昇し、IT関連株の買い材料になった。
NY円相場は反落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=78円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=96円65~75銭で取引を終えた。ECBは2013年の経済成長見通しを前年比0.6%増と従来予想の1.0%増から引き下げた。これがユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の9月物は前日比0.01ドル高の1バレル93.36ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。12月物は前日比4.2ドル高の1トロイオンス1620.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8955円大証清算値比15円安だった。
日経平均の本日の想定レンジは8800円~9000円程度。本日は株価指数オプションとミニ日経平均先物8月物のSQの算出も控えている。SQ算出後、それを上回って推移できるか否かが、本日の値動きを決める見通し。仮に、SQが上で決まり、「幻のSQ」になるようなら、終日軟調な動きが予想され、日経平均は5日ぶりに反落する公算が大きい。
ところで、米国株が約3ヶ月ぶりの高値にあるため、日経平均もゴールデン・ウィーク前後のレベルまで戻っても不思議はないというムードが強まっている。チャート的には、75日移動平均線(9日現在、8799.47円)を上回っている限り、そのような強気優勢な雰囲気が維持されそうだ。つまり、75日移動平均線を上回っている限り、まずは、7月4日高値9136.02円、次に、5月2日と7日とで空けた窓(9206.45円~9344.53円)埋めが意識されよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)