
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月09日 15時16分
相場概況(主力株)/9日の日経平均は前日比97.44円高の8978.60円
9日の日経平均は前日比97.44円高の8978.60円、高値は9004.81円、安値は8862.17円。東証一部の出来高は19億4418万株、売買代金は1兆623億円、時価総額は260兆4910億円、値上がり銘柄数は1128銘柄、値下がり銘柄数は399銘柄、変わらずは146銘柄。日経平均は大幅に4日続伸。
8日のNYダウは4日続伸し、前日比7.04ドル高の13175.64ドルと、5月3日以来の高値で取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.67(4.19%)安の15.32だった。利益予想の上方修正を手掛かりに、ヒューレット・パッカード(HP)が買われ、NYダウは朝方の下げから上昇に転じた。
NY円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=78円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=96円95銭~97円05銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の9月物は前日比0.32ドル安の1バレル93.35ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。12月物は前日比3.2ドル高の1トロイオンス1616.0ドルで取引を終えた。
米株に方向感がなく、円も高止まりしているため、前場の日経平均は8900円アラウンドでの、もみあいだった。日経平均は、200日移動平均線(9日前場現在、8956.20円)が抵抗する一方、75日移動平均線(同、8798.68円)は上抜けており、これがサポートとして意識されていた。6月の機械受注統計では、「船舶・電力を除く民需」の受注額は前月比5.6%増だった。プラスは2カ月ぶり。民間の予測中央値は11.0%だった。また、7月の中国のCPIは前年同月比1.8%の上昇だった。6月の2.2%から伸びが一段と鈍り、2010年1月以来、2年半ぶりに2%を下回る低水準となった。中国人民銀行(中央銀行)が追加の金融緩和に動くとの見方が強まった。
後場の日経平均は上げ幅を拡大。一時節目の9000円台に乗せた。昼休み時間中に日銀が金融政策決定会合の結果を公表し、政策は据え置かれたが、これは織り込み済みで、相場への影響はほぼ皆無だった。明日のSQ算出を控え、オプション権利行使価格の9000円を意識した思惑的な買いが断続的に入った。
東証33業種では、石油・石炭製品、鉄鋼、その他製品、倉庫・運輸、鉱業、パルプ・紙、電気・ガス、水産・農林、証券、商品先物、情報・通信などが値上がりした。一方、精密機械、海運の2業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはリズム時計(7769)、2位は黒崎播磨(5352)、3位は高島(8007)。一方、値下がり率トップは沖電気(6703)、2位は加藤製作所(6390)、3位はニコン(7731)。