
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月06日 08時21分
本日の相場見通し/米株上昇と円高一服を、本日の東京市場は素直に好感
3日の米国株式市場は5日ぶりに大幅に反発、NYダウは前日比217.29ドル高の13096.17ドルと、5月3日以来3カ月ぶりの高値で終えた。ナスダック総合数は同58.13ポイント高の2967.90ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.93(1098%)安の15.64だった。7月の非農業部門の雇用者数は前月から16万3000人伸び、増加幅が市場予想の9万5000人程度を大きく上回った。これが好感された。
NY円相場は反落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=78円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに大幅に反落した。前日比1円90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=97円15~25銭で終えた。財政問題を抱えるスペインやイタリアの10年物国債の利回りが低下したことがユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の9月物は前日比4.27ドル高の1バレル91.40ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発した。12月物は前日比18.6ドル高の1トロイオンス1609.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8675円大証清算値比135円高だった。
米雇用統計上ブレと、スペイン国債利回り低下を背景にした、米株上昇と円高一服を、本日の東京市場は素直に好感する見通し。日経平均の想定レンジは8600円~8800円程度。物色面では、自動車・自動車部品関連が狙われそう。トヨタ(7203)が3日、2012年のグループ世界生産台数を前年比28%増の1005万台とする計画を発表したからだ。
また、個人消費を支えに内需型企業の業績は底堅いため、好業績の内需株にも買いが入る公算が大きい。一方、鴻海(ホンハイ)精密工業の出資条件見直しが伝わっているシャープ(6753)は、シャープ側は3日時点で出資条件の見直しについて否定しているようだが、波乱の展開が予想される。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)