
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月30日 08時33分
本日の相場見通し/週明けの日経平均も3日続伸へ
27日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸し、終値は前日比187.73ドル高の13075.66ドルと、1万3000ドル台を約2カ月半ぶりに回復した。ナスダック総合指数は続伸、同64.84ポイント高の2958.09ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.83(4.73%)安の16.70だった。ドラギECB総裁が、債券購入を含む新たな一連の措置を導入するためドイツ連銀のバイトマン総裁と近く協議することや、メルケル独首相とオランド仏大統領が、ユーロを守る決意を表明したことが、買い材料になった。
NY円相場は続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=78円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続落し、前日比60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=96円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日続伸した。WTI期近の9月物は前日比0.74ドル高の1バレル90.13ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸した。8月物は前日比2.9ドル高の1トロイオンス1618.0ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8685円大証清算値比125円高だった。
欧州の政策当局が債務不安に対応する姿勢をみせたことで、ユーロ安が一服し、米国株も堅調だ。これを好感する格好で、週明けの日経平均も3日続伸する見通し。想定レンジは8600円~8800円程度。精密・電気機器を中心にユーロ安で売り込まれた輸出関連が買い戻されることになりそう。ただし、買い一巡後は、国内に買い材料が見当たらず、ヤレヤレ売りが出て、相場の上値は押さえられよう。
物色面では、政府が介護ロボットへの公的保険の適用範囲を拡大すると伝わり、関連株が賑わいそう。また、東証などが、信用取引の規制を年内にも緩和すると伝わり、証券株、特に、ネット証券と中堅証券株が人気化しそう。そして、情報システム刷新などを統括する閣僚級の政府最高情報責任者(CIO)を置く方針が伝わり、共通番号(マイナンバー)制やサイバーテロ関連にも物色の矛先が向かいそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)