
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月26日 08時35分
本日の相場見通し/買い一巡後は、8400円アラウンドで膠着感を強める
25日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに反発し、前日比58.73ドル高の12676.05ドル、一方、ナスダック総合指数は4日続落し、同8.75ポイント安の2854.24ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.13(5.52%)安の19.34だった。ボーイングやキャタピラーの堅調な決算が好感され買われ、ダウを押し上げた。一方、決算と見通しが嫌気されアップルが下落したことは、IT関連にネガティブに作用した。
NY円相場は横ばい、前日と同じ1ドル=78円10~20銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反落し、前日比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=94円90銭~95円00銭で取引を終えた。ECB理事のノボトニー・オーストリア中銀総裁が、欧州安定メカニズム(ESM)への銀行免許付与についてECB内に賛成意見があると指摘したと伝わったことが、ユーロ買いの材料になった。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の9月物は前日比0.47ドル高の1バレル88.97ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに大幅反発。8月物は前日比31.9ドル高の1トロイオンス1608.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8410円大証清算値比60円高だった。
NYダウの反発と対ユーロでの円高一服を受け、本日の日経平均は5日ぶりに反発する見通し。想定レンジは8300円~8500円程度。だが、上値を積極的に追う材料はほぼ皆無。このため、買い一巡後は、8400円アラウンドで膠着感を強めることだろう。
なお、ここまでの相場の悪化を受け、個人信用客の手の内は大幅に悪化したとみられる。追証発生・回避に伴う売りが戻り局面では相当量出てくる可能性が高い。このため、値動きの鈍った個人投資家好みの材料株や新興銘柄に関しては、需給悪は続く公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)