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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月20日 08時19分

本日の相場見通し/IT関連やインフラ・公共投資関連に注目

19日の米国株式市場は3日続伸し、NYダウは前日比34.66ドル高の12943.36ドル、ナスダック総合指数は同23.30ポイント高の2965.90ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.71(4.39%)安の15.45だった。ハイテク企業の好決算が買い材料になった。とりわけ、2012年12月期の利益見通しの上方修正が好感されたIBMがダウの上昇に最も大きく貢献した。一方、週間新規失業保険申請件数が悪化に転じ、米フィラデルフィア地区連銀の7月の製造業業況指数が業況判断の分かれ目となるゼロを3カ月連続で割り込んだことは、上値抑制要因だった。

NY円相場は続伸し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=78円50~60銭で取引を終えた。一時78円42銭まで上昇し、6月5日以来約1カ月半ぶりの高値を付けた。円は対ユーロでも続伸し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=96円45~55銭で取引を終えた。一時96円14銭と、6月1日以来の円高水準を付けた。

NY原油先物相場は大幅に7日続伸。WTI期近の8月物は前日比2.79ドル高の1バレル92.66ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発。8月物は前日比9.6ドル高の1トロイオンス1580.4ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8800円大証清算値比10円高だった。

時間外取引で4-6月期の業績が市場予想を上回ったグーグル、マイクロソフト、サンディスクが上昇しているもようであり、本日はIT関連が物色の中心になりそう。しかし、相場全体に新規資金が流入してくる可能性が低いため、見合いで他の銘柄が売られ、日経平均やTOPIXなどは、現在のレベルから大きく動くことはないだろう。日経平均の想定レンジは8750円~8850円程度。いずれにせよ、円高が是正されない限り、「上」はない。

また、一部で、中央防災会議などが、南海トラフ地震と首都直下地震の津波高や震度分布、被害想定などを順次公表し、これを踏まえそれぞれの地震対策を今年冬と来年春にまとめる予定だと伝わっている。このため、防災・減災などのインフラ・公共投資関連には資金流入が継続する見通しだ。これらは円高の影響を受け難いため、医療・介護などと合わせ、内需の成長事業として中期的な物色の柱に育ちそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)