
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月13日 08時43分
本日の相場見通し/想定レンジは8600円~8800円程度
12日の米国株式市場では、NYダウは6日続落、前日比31.26ドル安の12573.27ドル、ナスダック総合指数は5日続落、同21.79ポイント安の2866.19ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.38(2.12%)高の18.33だった。世界の経済成長や米企業の業績に対する懸念が高まり、売り圧力が強かった。一方、ウィリアム・アックマン氏率いるパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントが大量購入したと伝わったP&Gや、新薬の発売が早まるとの期待が高まったメルクが大きく上げたことで、相場はサポートされた。
NY円相場は反発し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=79円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に反発し、前日比80銭円高・ユーロ安の1ユーロ=96円75~85銭で取引を終えた。ユーロは一時1ユーロ=1.2166ドルと2010年6月29日以来ほぼ2年ぶりの安値を付けた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の8月物は前日比0.27ドル高の1バレル86.08ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。8月物は前日比10.4ドル安の1トロイオンス1565.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8700円大証清算値比変わらずだった。
本日は、株価指数オプションとミニ日経平均先物7月物のSQ算出日。SQ算出後は模様眺め気分が強まる見通し。11時ごろ発表予定の、中国の4-6月期GDPの内容を受け、為替や株式相場も多少動く公算。後場に入り、下げ渋るようなら、日経平均は昨日まで6日続落していることもあり、売り方の利益確定の買戻しが期待できるだろう。想定レンジは8600円~8800円程度。
なお、ムーディーズがイタリア国債を2段階格下げするなど、マインドを冷やす材料は相次ぐ一方で、積極的な買い材料が見当たらないため、SQ絡みの売買以外は閑散相場が継続する見通しだ。物色面では、日本企業が新型天然ガス「シェールガス」の関連事業を拡大すると伝わり、関連株が多少賑わうかもしれないが、とりわけ大型株に関しては、市場エネルギーがあまりにも乏しいため、相場になる可能性は低そうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)