
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月10日 08時12分
本日の相場見通し/東京株式市場は上値の重い、閑散相場が継続
9日の米国株式市場では、NYダウは3日続落し、前週末比36.18ドル安の12736.29ドル、ナスダック総合指数は続落し、同5.56ポイント安の2931.77ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.88(5.15%)高の17.98だった。スペインの10年物国債の利回りが財政運営上の危険水域とされる7%を上回って上昇したことが嫌気された。
NY円相場は続伸し、前週末比10銭円高・ドル安の1ドル=79円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前週末比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=97円90銭~98円00銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の8月物は前週末比1.54ドル高の1バレル85.99ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発、8月物は前週末比10.2ドル高の1トロイオンス1589.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8920円大証清算値比40円高だった。
欧州債務問題や世界的な景気減速への懸念を背景に、投資家が運用リスクを避ける傾向は強まる見通し。この結果、円相場は円高基調が継続、同時に、多くの投資家はリスクオフのスタンスを崩さず、東京株式市場の上値の重い、閑散相場も継続しよう。日経平均の想定レンジは8800円~9000円。
物色面では、「日本再生戦略」の原案で、医療や介護、健康関連分野で、規制緩和などを通じて2020年に50兆円規模の市場を創設し、284万人の雇用を生み出すと伝わり、関連銘柄が賑わう可能性はある。だが、これ自体目新しい話ではないため、時価総額の小さい、関連の材料株の一角が弄られる程度とみておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)