
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月03日 08時30分
本日の相場見通し/ダウに方向感がなく、円高基調のため、本日の日経平均は膠着
2日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前週末比8.70ドル安の12871.39ドル、一方、ナスダック総合指数は続伸、同16.18ポイント高の2951.23ポイントと、5月7日以来、ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.28(1.64%)安の16.80だった。6月のISM製造業景況感指数が前月比3.8ポイント低下の49.7と、52程度との市場予想を下回り、節目の50も割り込んだ。これが嫌気された。一方、追加金融緩和期待がサポート要因となった。
NY円相場は反発し、前週末比30銭円高・ドル安の1ドル=79円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前週末比1円00銭円高・ユーロ安の1ユーロ=100円00~10銭で取引を終えた。ユーロ圏の失業率が統計上比較可能な1995年以降で最悪を更新したことなどがユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の8月物は前週末比1.21ドル安の1バレル83.75ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前週末比6.5ドル安の1トロイオンス1597.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は9035円大証清算値比15円高だった。
NYダウに方向感がなく、円高基調のため、本日の日経平均は膠着する見通し。想定レンジは8900円~9100円程度。世界的な景気減速感を背景に、上値は重い。また、欧州安定メカニズム(ESM)による流通市場での南欧諸国の国債購入について、フィンランド政府が反対を表明していることも重しになりそう。このため、多くの投資家は模様眺めスタンスを崩さず、閑散相場になる公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)