
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月29日 15時17分
相場概況(主力株)/29日の日経平均は前日比132.67円高の9006.78円
29日の日経平均は前日比132.67円高の9006.78円、高値は9044.04円、安値は8803.33円。東証一部の出来高は19億9573万株、売買代金は1兆2114億円、時価総額は265兆8330億円、値上がり銘柄数は1228銘柄、値下がり銘柄数は332銘柄、変わらずは114銘柄。日経平均は大幅に3日続伸。
28日のNYダウは3日ぶりに反落し、前日比24.75ドル安の12602.26ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.26(1.34%)高の19.71だった。EU首脳会議で債務危機の波及を阻止する合意が近いとの観測が広がり、取引終了前の1時間で下げを縮小させた。
NY円相場は反発し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=79円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで上昇し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=98円80~90銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の8月物は前日比2.52ドル安の1バレル77.69ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前日比28.0ドル安の1トロイオンス1550.4ドルで取引を終えた。
米株軟調、円高を受け、前場の日経平均は3日ぶりに反落。欧州連合(EU)首脳会議の結果公表を控え、売りも、買いも積極的に行えないため、指数は膠着し、閑散相場だった。レアアースを豊富に含む泥の鉱床が、小笠原諸島・南鳥島近くの海底にあることを、加藤泰浩・東京大学教授らの研究グループが発見したと伝わっているため、関連株が物色された。また、低位の仕手性の強い材料株が物色されていた。
後場の日経平均は急上昇。5月10日以来約1カ月半ぶりに終値で9000円台を回復した。昼休み中に、ユーロ圏首脳が、ユーロ圏の銀行の監督制度を統一することで合意し、同制度ではECBが関与し、ESMが銀行に直接資本を注入することが可能になると伝わった。これが好感された。
東証33業種では、非鉄金属、証券、商品先物、輸送用機器、ガラス・土石、鉱業、ゴム製品、不動産、パルプ・紙、電気・ガス、卸売、電気機器、化学、倉庫・運輸などが値上がりした。一方、空運の1業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはタカキユー(8166)、2位は日産東京販売HD(8291)、3位はランド(8918)。一方、値下がり率トップはヒマラヤ(7514)、2位は中央発條(5992)、3位はスター精密(7718)。