
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月28日 08時41分
本日の相場見通し/米株上昇、対ドルでの円安が好感され、朝方は買いが先行
27日の米国株式市場は続伸、NYダウは前日比92.34ドル高の12627.01ドル、ナスダック総合指数は同21.26ポイント高の2875.32ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.27(1.37%)安の19.45だった。5月の耐久財新規受注が前月比1.1%増と市場予想の0.4%増を大きく上回った。また、5月の住宅販売保留指数は前月比5.9%上昇の101.1と、3月につけた2年ぶりの高水準に並んだ。これらが好感された。
NY円相場は3日ぶりに反落、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=79円65~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで横ばいだった。前日と同じ1ユーロ=99円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の8月物は前日比0.85ドル高の1バレル80.21ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比3.5ドル高の1トロイオンス1578.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8785円大証清算値比45円高だった。
米株上昇、対ドルでの円安が好感され、朝方は買いが先行する見通し。日経平均の想定レンジは8700円~8900円程度。しかし、メルケル独首相がユーロ圏の債務共有化に譲歩する姿勢をみせていないため、28日-29日のEU首脳会議で具体的な対策が打ち出される可能性は低い。このため、欧州債務・金融システム問題に関しては依然不透明感の強い状態が続いている。これでは、多くの投資家がリスクオンになることはない。商いは盛り上がらず、指数も膠着感の強い状態になる公算が大きい。
物色面では、再生可能エネルギーの全量買い取り制度の7月1日導入を受け、メガソーラーや風力発電所の新規事業計画が全国で計200万キロワット超に達することが分かったと報じられ、太陽光、風力、地熱、中小水力、バイオマス関連が多少賑わう可能性がある。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)