< 来週の為替見通し/レンジは1ドル=79.00-80.60円を想定

外資系9社、売り1370万株、買い1500万株、差引き130万株の買い越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月25日 08時23分

本日の相場見通し/首脳会議への期待がある限り、相場の下値は堅い

22日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前日比67.21ドル高の12640.78ドル、ナスダック総合指数は反発し、同33.33ポイント高の2892.42ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.97(9.81%)安の18.11だった。ムーディーズが21日夕に銀行の格下げを発表した。だが、引き下げの程度は以前に警告されていたほどではなかった。これで銀行株中心に、安心感が広がった。また、独仏伊スペインの4カ国首脳は1300億ユーロ規模の成長支援策を欧州は導入すべきとの考えで一致した。これが好感された。だが、ユーロ圏共同債の導入や救済基金の柔軟運用については、ドイツの抵抗が根強く、話し合いは平行線に終わったという。

NY円相場は3日続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=80円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=101円10~20銭で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が資金供給の際に受け入れる担保の条件を緩和したことがユーロ買い材料になった。

NY原油先物相場は反発した。WTI期近の8月物は前日比1.56ドル高の1バレル79.76ドルで取引を終えた。NY金先物相場は5日ぶりに反発、8月物は前日比1.4ドル高の1トロイオンス1566.9ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)9月物は8830円大証清算値比50円高だった。

堅調な米株、円相場の円高一服を受け、本日の日経平均は反発する見通し。想定レンジは8750円~8950円程度。28~29日の欧州連合(EU)首脳会議では、欧州共同債の発行や、EFSFによる加盟国国債の直接購入、欧州の銀行監督や預金保険制度を共通化する「銀行同盟」なども議論されると観測されている。この首脳会議への期待がある限り、相場の下値は堅いとみている。

なお、物色面では、政府が太陽光や風力などでつくった電力の売電収入を配当の原資とする「太陽光・風力投信」を創設する検討に入ったと伝わり、この関連銘柄が物色される可能性がある。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)