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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月08日 08時38分

本日の相場見通し/SQ通過後は、模様眺め気分が強まりそう

7日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸し、前日比46.17ドル高の12460.96ドル、一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに反落、同13.70ポイント安の2831.02ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.44(1.99%)安の21.72だった。中国人民銀行(中央銀行)が7日、商業銀行の貸出基準金利と預金基準金利をそれぞれ0.25%引き下げると発表し、好感された。一方、フィッチがスペインの長期債務格付けを「シングルA」から「トリプルB」に3段階引き下げた。また、バーナンキ議長は7日の議会証言で、欧州債務不安が拡大した場合は「行動をとる準備がある」と述べたが、それほど追加金融緩和に前向きではないと受け止められた。これらが重石となった。

NY円相場は4日続落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=79円55~65銭で取引を終えた。円は対ユーロで5日続落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=99円95銭~100円05銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の7月物は前日比0.20ドル安の1バレル84.82ドルで取引を終えた。MY金先物相場は3日ぶりに反落した。8月物は前日比46.2ドル安の1トロイオンス1588.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8630円大証清算値比20円高だった。

米株に方向感がなく、円安もやや一服。週末要因も重なり、本日は、SQ通過後は、模様眺め気分が強まりそう。日経平均の想定レンジは8500円~8700円程度。物色面では、中国関連が賑わいそう。ただし、利下げしなくてはならないほど、足元景気が厳しいという見方もあり、中国関連の上値は限定的と考える。

スペイン、ギリシャ等、欧州債務問題への過度の悲観は修正されたが、逆に、具体的に何かが決まったわけではない。少なくとも、本日は、欧州政策当局の具体策を見極めたいとのムードが強い状況が継続するだろう。また、SQ値を上回って推移できるか否かにも注目が集まろう。下回るようだと、大引けにかけ、買い方の手仕舞い売りが優勢になるとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)