< 来週の相場見通し/欧州発のポジティブ・ニュースが出ない限り、底値模索

外資系9社、売り1460万株、買い1010万株、差引き450万株の売り越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月04日 08時29分

本日の相場見通し/東京株式市場はチャート的に底割れへ

1日の米国株式市場は大幅に3日続落し、NYダウは年初来安値を更新、前日比274.88ドル安の12118.57ドル。下落幅は今年最大だった。ナスダック総合指数は同79.86ポイント安の2747.48ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.60(10.81%)高の26.66だった。5月雇用統計では、非農業部門の雇用者数の増加幅が前月比で6万9000人と市場予想の約15万人の半分程度にとどまり、3、4月分も下方修正された。また、5月の失業率は11カ月ぶりに上昇した。これが嫌気された。

NY円相場は4日続伸し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=77円95銭~78円05銭で取引を終えた。一時77円66銭まで上昇し、2月14日以来、ほぼ3カ月半ぶりの高値を付けた。円は対ユーロで8日ぶりに反落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=96円95銭~97円05銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は4日続落した。WTI期近の7月物は前日比3.30ドル安の1バレル83.23ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比57.9ドル高の1トロイオンス1622.1ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8255円大証清算値比165円安だった。

米株下落、円高が嫌気され、売りが先行し、日経平均は年初来安値を更新する見通し。日経平均の想定レンジは8180円~8350円程度。売り一巡後は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など、年金資金の買いや、後場には日銀のETF買いなどが入ることが予想される。ただし、TOPIXは09年3月の安値698.46ポイントを割り込み、東京株式市場はチャート的に底割れする可能性が高い。

なお、買いが入っても、指数を押し上げる買いは期待できない。せいぜい下げ幅を縮小しても、年初来安値の8349.33円程度とみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)