
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月01日 15時29分
相場概況(主力株)/1日の日経平均は前日比102.48円安の8440.25円
1日の日経平均は前日比102.48円安の8440.25円、高値は8487.44円、安値は8422.50円。東証一部の出来高は17億2458万株、売買代金は1兆433億円、時価総額は245兆3581億円、値上がり銘柄数は292銘柄、値下がり銘柄数は1273銘柄、変わらずは106銘柄。日経平均は大幅に3日続落。
5月31日のNYダウは続落し、前日比26.41ドル安の12393.45ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.08(0.33%)安の24.06だった。5月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門除く)が前月比13万3000人増と、15万人程度の増加を見込んだ市場予想を下回った。また、週間の新規失業保険申請件数も38万8000件と市場予想の37万件程度以上に増えた。そして、5月のシカゴ購買部協会景気指数は3.5ポイント低下の52.7と市場予想の56程度以上に悪化した。これらが嫌気された。
NY円相場は3日続伸し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=78円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロで7日続伸し、前日比1円円高・ユーロ安の1ユーロ=96円75~85銭で取引を終えた。一時は96円48銭と2000年12月以来ほぼ11年半ぶりの円高・ユーロ安水準を付けた。
NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の7月物は前日比1.29ドル安の1バレル86.53ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前日比1.5ドル安の1トロイオンス1564.2ドルで取引を終えた。
米株軟調、円高を受け、前場の日経平均は軟調推移。本日は、5月の米雇用統計とISM製造業景況感指数が発表される週末でもあり、一段と模様眺め気分が強かった。また、中国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比2.9ポイント悪化の50.4と、市場予想の51.5を下回った。これも嫌気された。一方、安住財務相が「今後も為替市場の動向を一層の緊張感を持って注視し、行き過ぎた動きが続くようであれば断固として対応していかなければならない」と改めて強調したと伝わり、為替市場では介入警戒感が強まっていた。これは下支え要因となった。
後場の日経平均は下げ幅を拡大。TOPIXは708.93ポイント前日比10.56ポイント(1.47%)安と、連日で終値ベースの年初来安値を更新した。また、ザラ場ベースでも一時706.91ポイントまで下落し、連日で年初来安値を更新し、昨年11月25日のザラ場安値703.88ポイント、同日終値706.60ポイントに接近した。また、ここまでの株価下落で、追証絡みの投げ売りが観測されていた。
東証33業種では、医薬品、情報・通信の2業種が値上がりした。一方、海運、石油・石炭製品、鉄鋼、機械、鉱業、電気機器、非鉄金属、電気・ガス、ガラス・土石などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはアーク(7873)、2位は蛇の目ミシン(6445)、3位は大幸薬品(4574)。一方、値下がり率トップはカメイ(8037)、2位はグリー(3632)、3位はルネサスエレクトロニクス(6723)。