< 外資系9社、売り1050万株、買い1250万株、差引き200万株の買い越し

前場概況(主力株)/1日前場の日経平均は前日比63.61円安の8479.12円 >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月01日 08時42分

本日の相場見通し/日経平均は軟調なもみあい

5月31日の米国株式市場は続落し、NYダウは前日比26.41ドル安の12393.45ドル、ナスダック総合指数は同10.02ポイント安の2827.34ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.08(0.33%)安の24.06だった。5月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門除く)が前月比13万3000人増と、15万人程度の増加を見込んだ市場予想を下回った。また、週間の新規失業保険申請件数も38万8000件と市場予想の37万件程度以上に増えた。そして、5月のシカゴ購買部協会景気指数は3.5ポイント低下の52.7と市場予想の56程度以上に悪化した。これらが嫌気された。

NY円相場は3日続伸し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=78円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロで7日続伸し、前日比1円円高・ユーロ安の1ユーロ=96円75~85銭で取引を終えた。一時は96円48銭と2000年12月以来ほぼ11年半ぶりの円高・ユーロ安水準を付けた。

NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近の7月物は前日比1.29ドル安の1バレル86.53ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。8月物は前日比1.5ドル安の1トロイオンス1564.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8485円大証清算値比45円安だった。

米株軟調、円高を受け、本日の日経平均は軟調なもみあいだろう。想定レンジは8400円~8600円程度。本日は、5月の米雇用統計とISM製造業景況感指数が発表される週末でもあり、一段と模様眺め気分が強まる見通しだ。

現在の諸悪の根源の欧州、とりわけ、資金不安のあるスペイン政府に、ECB、EU、IMFが金融支援に踏み切るか否かが、当面の相場のターニングポイントになる材料だ。逆に言えば、スペイン絡みの材料が出ない限り、ユーロ安、世界的な株安、高債務国国債安、独米日国債高、円高、商品安等に歯止めが掛かることはないだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)