
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月29日 11時43分
前場概況(主力株)/29日前場の日経平均は前日比30.29円安の8562.86円
29日前場の日経平均は前日比30.29円安の8562.86円、高値は8582.97円、安値は8517.18円。東証一部の出来高は7億5276万株、売買代金は3942億円、時価総額は248兆6264億円、値上がり銘柄数は702銘柄、値下がり銘柄数は740銘柄、変わらずは206銘柄。日経平均は4日ぶりに反落。
28日の米株式市場はメモリアル・デーの祝日で休場だった。シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8585円大証清算値比15円安だった。
ギリシャの最新の世論調査で緊縮財政を推進する新民主主義党(ND)が支持を伸ばし、ギリシャのユーロ圏離脱懸念が和らいではいる。しかし、28日の欧州市場では政府に公的支援を要請したバンキアの株価が大幅安となり、スペイン10年物国債の利回りが一時、前週末比0.2%高い6.5%強と昨年11月末以来、6カ月ぶりの水準まで上昇した。不良債権を抱える銀行への救済資金が膨らんでスペインの財政が悪化するとの懸念が強まったためだ。
このように欧州債務・金融システム不安が燻り続けている上、本日は、米国では5月の消費者信頼感指数、3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が発表される予定だ。このため、前場の東京株式市場は昨日同様、多くの投資家がリスクオフのスタンスを崩さず、模様眺めを決め込んだ。日経平均は軟調なもみあいに終始し、超閑散状態も継続した。
東証33業種では、海運、鉄鋼、倉庫・運輸、空運、非鉄金属、その他金融、金属製品などが値上がりした。一方、電気・ガス、パルプ・紙、証券、商品先物、保険、輸送用機器、医薬品、ゴム製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは廣済堂(7868)、2位はルック(8029)、3位はアルバック(6728)。一方、値下がり率トップはルネサスエレクトロニクス(6723)、2位はETFS天然ガス上場(1689)、3位は佐鳥電機(7420)。