
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月28日 07時45分
本日の相場見通し/投資家の様子見スタンスも一段と強まる
25日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比74.92ドル安の12454.83ドル、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落し、同1.85ポイント安の2837.53ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.22(1.02%)高の21.76だった。S&Pが、バンキアなどスペインの金融機関5社の長期債務格付けを引き下げたことや、バンキアがスペイン政府に190億ユーロの資金注入を要請するなど、スペイン金融システムへの投資家の警戒感が強まったことが影響した。
NY円相場は続落した。前日比5銭円安・ドル高の1ドル=79円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続伸。前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=99円65~75銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の7月物は前日比0.20ドル高の1バレル90.86ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。6月物は前日比11.4ドル高の1トロイオンス1568.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8570円大証清算値比10円安だった。
スペインを中心に欧州債務・金融システム不安が高まっているため、投資家の様子見スタンスも一段と強まる見通し。日経平均の想定レンジは8450円~8650円程度。米国では、28日はメモリアル・デーの祝日で株式や債券・為替、商品の全市場が休場となる。このため、外国人投資家の売買が急減することに加え、手掛かり・思惑材料も不足するため、売買代金は一段と萎む公算が大きい。物色面では、発電事業への参入に向け、株主総会で定款を変更する上場企業が相次いでいるとの報道を受け、太陽光、風力発電など関連銘柄が物色される可能性がある。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)