< 来週の為替見通し/レンジとしては78.50-80.10円を想定

外資系9社売り2300万株、買い1790万株、差引き510万株の売り越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月14日 07時55分

本日の相場見通し/想定レンジは8800円~9100円程度

11日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比34.44ドル安の12820.60ドル、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発し、同0.18ポイント高の2933.82ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.06(5.63%)高の19.89だった。前日夕にデリバティブ取引で20億ドルの評価損が生じたと発表したJPモルガン・チェース株が9%あまり下げ、1銘柄でダウ平均を29ドル近く押し下げた。ギリシャですべての政党が連立工作に失敗したと伝わったことも嫌気された。

NY円相場は横ばい。前日と同じ1ドル=79円85~95銭だった。円は対ユーロで反発し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円20~30銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の6月物は前日比0.95ドル安の1バレル96.13ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比11.5ドル安の1トロイオンス1584.0ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8965円大証清算値比15円高だった。

中国人民銀行(中央銀行)は12日、預金準備率を18日から0.5%引き下げると発表した。引き下げは2月24日以来、約3カ月ぶりのこと。これは多少、中国関連中心に、日本株にポジティブに作用する見通し。しかし、円相場が対ドル、対ユーロで高止まりしていているため、本日の日経平均は前週末終値(8953.31円)アラウンドのもみあいだろう。想定レンジは8800円~9100円程度。ギリシャでは6月に再選挙を実施する可能性が出ていることもあり、欧州債務問題が燻り続け、投資家が積極的に株を買うムードが強まりにくい。

また、復興間連や、ソーシャルゲーム関連などの急落を受け、個人信用客に、追証発生の負の連鎖が生じているもよう。このため、仮に、日経平均など株価指数が底堅く推移(下げ渋り)しても、アクティブ個人好みの銘柄群の追証絡みの投げ売りが一巡しない限り、相場の体感温度の低下は続く見通しだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)