< 来週の為替見通し/レンジとしては78.50-81.80円を想定

外資系9社、売り2100万株、買い1540万株、差引き560万株の売り越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月07日 08時10分

本日の相場見通し/1日でGW中の悪材料を織り込む展開

4日の米国株式市場では、NYダウは3日続落し、前日比168.32ドル安の13038.27ドル、ナスダック総合指数は続落し、同67.96ポイント安の2956.34ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.60(9.11%)高の19.16だった。4月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前月比11万5000人増と、市場予測平均の約16万人を下回り、昨年10月以来の小幅な伸びにとどまった。これが嫌気された。

NY円相場は4日ぶりに反発し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=79円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで上昇した。前日比1円ちょうどの円高・ユーロ安となる1ユーロ=104円40~50銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は大幅に3日続落。WTI期近の6月物は前日比4.05ドル安の1バレル98.49ドルで取引を終えた。一時97.51ドルと、期近物として2月10日以来ほぼ3カ月ぶりの安値を付けた。NY金先物相場は5日ぶりに反発した。6月物は前日比10.4ドル高の1トロイオンス1645.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は9150円、2日の大証清算値比210円安だった。

7日早朝の外国為替市場で、ユーロが対円や対ドルで下落している。フランス大統領選挙で社会党のオランド前第1書記が勝利を決めた。また、ギリシャの総選挙では、連立与党の過半数確保は微妙だと伝わっている。これらの結果、欧州諸国の財政問題を巡る先行き不安が再燃している。

日本がゴールデン・ウィーク中、外部環境が一段と悪化した。本日はとりあえず、1日でこれらを織り込むことになる。なお、本日以降の日経平均の下値メドは200日移動平均線(2日現在、9070.33円)や、心理的節目の9000円、そして、昨年11月25日の8135.79円から今年3月27日の10255.15円までの上げ幅2119.36円の61.8%押しの8945.39円などが意識されそう。ただし、8945.39円~200日移動平均線のゾーンでは、押し目買いや、売り方の利益確定の買戻しは十分期待できるため、そこから一本調子の下げになるには、更なる悪材料の出現が必要とみている。一方、当面の上値は急降下する5日移動平均線(同、9474.98円)だろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)