
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月09日 15時14分
相場概況(主力株)/9日の日経平均は前週末比142.19円安の9546.26円
9日の日経平均は前週末比142.19円安の9546.26円、高値は12時51分の9618.10円、安値は9時16分の9535.33円。東証一部の売買代金は9643億円、値上がり銘柄数は269銘柄、値下がり銘柄数は1317銘柄、変わらずは90銘柄。日経平均は大幅に5日続落。
6日の米株式・商品市場は聖金曜日の祝日で休場だった。6日発表の3月の米雇用統計では、「非農業部門の雇用者数」は前月比12万人の増加と、2月の24万人から半減し、市場予測の平均である20万人を大きく下回った。また、失業率は8.2%と前月比0.1ポイント低下したが、米雇用の改善ペースは鈍化した。 現物市場は休場だったが、株式先物は、CMEグループのシカゴ商業取引所(CME)を通じ1230GMT(NY時間午前8時30分)から1315GMT(NY時間午前9時15分)まで45分間売買が可能だった。NYダウ先物は12847ドル前日比131ドル安、ナスダック100先物は2723.75ポイント同30.00ポイント安。大証ナイトセッション終値は9560円6日清算値比120円安だった。
米雇用統計が市場予想から大幅に下振れたため、今後、米株安、ドル安、米国債高になり、日本株にはネガティブに作用するとの見方が強まった。なお、2月の国際収支状況(速報)では、経常収支は1兆1778億円の黒字だった。1月は3年ぶりの赤字だった。貿易収支は1021億円の黒字。1月は1兆円を超す大幅な赤字だったが、2月は5カ月ぶりの黒字に転じた。
後場の日経平均は下げ幅を拡大。中国の3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.6%上昇と市場予想の中心値を上回った。これが嫌気され、中国・上海株式相場は反落した。これが重石になった。また、円相場が1ドル=81円台前半で高止まりしていることも嫌気されていた。日銀によるETF買いをきっかけにした下げ渋り期待は低下し、大引けにかけて手仕舞い売りが優勢になった。東証一部の売買代金は1月30日以来、2ヶ月半ぶりの1兆円割れとなった。
東証33業種では、全業種が値下がりした。保険、鉱業、非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品、繊維製品、鉄鋼、不動産、その他金融、証券、商品先物、電気・ガスなどの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはメディカルシステムネットワーク(4350)、2位は石川製作所(6208)、3位は日産東京販売HD(8291)。一方、値下がり率トップはサクラダ(5917)、2位は大阪有機化学(4187)、3位は日本軽金属(5701)。