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本日の相場見通し/欧州債務問題再燃で、日経平均は調整を継続 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月05日 15時22分

相場概況(主力株)/5日の日経平均は前日比52.38円安の9767.61円

5日の日経平均は前日比52.38円安の9767.61円、高値は14時3分の9806.40円、安値は10時32分の9692.70円。東証一部の売買代金は1兆4175億円、値上がり銘柄数は512銘柄、値下がり銘柄数は1019銘柄、変わらずは141銘柄。日経平均は3日続落。

4日のNYダウは続落し、前日比124.80ドル安の13074.75ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.78(4.98%)高の16.44だった。ダウの下げ幅は今年2番目の大きさだった。スペインが実施した中期国債入札が不調で落札利回りが上昇。ECBが2回にわたり実施した長期資金供給ペの効果が薄れつつあるとの観測が強まり、ユーロ圏債務危機が再び深刻化しているとの懸念が台頭した。

NY円相場は反発し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=82円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅反発し、前日比1円20銭円高・ユーロ安の108円30~40銭で取引を終えた。スペイン国債入札不調に加え、ドラギECB総裁が理事会後の記者会見で「出口戦略を議論するには時期尚早だ」と指摘したことが、ユーロ売り材料になった。

NY原油先物相場は続落した。WTI期近の5月物は前日比2.54ドル安の1バレル101.47ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続落。6月物は前日比57.9ドル安の1トロイオンス1614.1ドルで取引を終えた。

前場の日経平均は3日続落。米株安、対ユーロの円高で軟調に推移した。外国人投資家からの利益確定売りが断続的に出ていると観測されていた。なお、前場のTOPIXは827.13ポイント前日比8.23ポイント(0.99%)安だった。市場の一部では、これを「日銀の1%ルール」阻止の完全なる寸止め操作と呼んでいるもよう。「日銀の1%ルール」とは、東証株価指数(TOPIX)の前場終値が前日比1%超下がると、日本銀行がその日の後場にTOPIX連動型ETF等を大量に購入(=いわゆる日銀砲)することで日本市場の株価を不当に下支えする暗黙の了解のこと。

後場の日経平均は下げ渋り。アジア株式市場で上海や韓国株が堅調に推移していることがポジティブに作用、売り方の買い戻しを誘った。

東証33業種では、電気・ガス、パルプ・紙、陸運、非鉄金属、不動産、卸売、その他製品、証券、商品先物の8業種が値上がりした。一方、海運、保険、鉱業、その他金融、銀行、倉庫・運輸、情報・通信、空運、輸送用機器、鉄鋼などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはメディカルシステムネットワーク(4350)、2位はクラリオン(6796)、3位はコナカ(7494)。一方、値下がり率トップは日本金銭機械(6418)、2位は日本シイエムケイ(6958)、3位はドリームインキュベータ(4310)。