< 相場概況(主力株)/22日の日経平均は前日比40.59円高の10127.08円

外資系9社、売り3230万株、買い1950万株、差引き1280万株の売り越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月23日 07時59分

本日の相場見通し/日経平均は、米株安、円高を受け、軟調推移

22日の米国株式市場では、NYダウは3日続落、前日比78.48ドル安の13046.14ドル、ナスダック総合指数は反落、同12.00ポイント安の3063.32ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.44(2.91%)高の15.57だった。中国の3月のPMI速報値は前月比1.5ポイント低下の48.1と、4カ月ぶりに悪化した。また、3月のユーロ圏の総合PMI指数速報値は48.7と前月の49.3から低下し、ユーロ圏のリセッション入りが確実な情勢となった。これらが嫌気された。

NY円相場は続伸し、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=82円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅続伸し、前日比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円90銭~109円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の5月物は前日比1.92ドル安の1バレル105.35ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。4月物は前日比7.8ドル安の1トロイオンス1642.5ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は9935円大証清算比105円安だった。

本日の日経平均は、米株安、円高を受け、軟調推移の見通し。想定レンジは9900円~10100円程度。基本は1万円アラウンドのもみあいだ。日本の2月の貿易収支が予想に反して5カ月ぶりの黒字となり、ユーロ圏や中国の3月のPMIの速報値が前月比で悪化したため、目先、円高基調が続く可能性がある。また、ゴールドマン・サックスは21日、ドルを対円でショートにするよう推奨したと、一部で伝わっている。GSは、ドル/円の現在の上昇トレンドは、4月1日から新たな会計年度が始まれば反転する可能性があり、また、日本の経常収支は改善するとみられると指摘しているという。

このため、主力株には、国内外の機関投資家からの利益確定売りが、外需・内需問わず出てくることが予想される。下値では、押し目買いも入るだろうが、外部環境悪化を受け、現在の水準で慌てて買うこともなさそう。そこで、短期資金は材料株に向かう公算が大きい。本日に関しては、出光興産(5019)0、国際石油開発帝石(1605)、三菱マテリアル(5711)などは福島県内で国内最大の地熱発電所を建設する方針を固めたと伝わり、地熱発電がその中心になりそう。また、セメント協会長が、震災のがれき処理、「業界あげて協力」とも伝わり、がれき関連にも物色の矛先が向かいそうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)