
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月14日 08時19分
本日の相場見通し/米株高、円安を好感し、本日の日経平均は大幅に続伸
13日の米国株式市場では、NYダウは大幅に5日続伸し、前日比217.97ドル高の13177.68ドルと、07年12月31日以来約4年2カ月ぶりの高値で取引を終えた。ナスダック総合株価指数は大幅反発し、同56.22ポイント高の3039.88ポイント。3000ポイント回復は00年12月以来で、00年11月15日以来、約11年4カ月ぶりの高値だった。恐怖指数(VIX指数)は同0.84(5.37%)安の14.80だった。
2月の米小売売上高は前月比1.1%増えた。市場予想の1.0%増とほぼ一致し、9カ月連続増加した。これが好感された。JPモルガンが増配と自社株買いを発表したことも買い材料になった。FRBがFOMC後の声明で景気認識を前回からやや引き上げたことも追い風となった。
NY円相場は反落し、前日比75銭円安・ドル高の1ドル=82円90銭~83円00銭で取引を終えた。一時83円09銭と、昨年4月20日以来ほぼ11カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで下落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=108円50~60銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の4月物は前日比0.37ドル高の1バレル106.71ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。4月物は前日比5.6ドル安の1トロイオンス1694.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は10015円大証清算値比175円高だった。
米株高、円安を好感し、本日の日経平均は大幅に続伸する見通し。想定レンジは9900円~10200円程度。日銀は13日の金融政策決定会合で、追加金融緩和は見送ったが、新たに中小企業と外貨建て投融資を対象とする貸出枠を設け、全体で2兆円増額した。また、白川総裁が同日の記者会見でデフレ脱却を目指す姿勢を改めて示した。この日銀の姿勢が、日本株を下支え、または、押し上げ、同時に円安にするだろう。本日に関しては、米株高・円安を受け、素直に主力の輸出関連が買われ、インフレ期待で不動産などもが人気化する公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)