
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月06日 08時11分
本日の相場見通し/基本は9700円アラウンドで膠着
5日の米国株式市場は続落、NYダウは前週末比14.76ドル安の12962.81ドル、ナスダック総合指数は同25.71ポイント安の2950.48ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.76(4.40%)高の18.05だった。中国の温家宝首相は5日、2012年の経済成長率の目標を昨年までの8%前後から7.5%に引き下げると表明した。これが嫌気された。一方、2月のISM非製造業景況感指数は前月比0.5ポイント上昇の57.3と、56程度まで低下するとの市場予想に反して改善した。これは相場のサポート要因だった。
NY円相場は反発し、前週末比25銭円高・ドル安の1ドル=81円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロでは4日続伸し、前週末比15銭円高・ユーロ安の107円75~85銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は小幅高。WTI期近の4月物は前週末比0.02ドル高の1バレル106.72ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。4月物は前週末比5.9ドル安の1トロイオンス1703.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は9720円大証清算値比40円高だった。
米株が軟調で、円相場も高止まりしているため、本日の日経平均も軟調なもみあいだろう。想定レンジは9600円~9800円程度。基本は9700円アラウンドで膠着するとみる。目先はSQを控え、権利行使価格9750円を巡る売り方と買い方の激しい攻防が予想される。勝負の行方は、円相場の動向がカギを握るだろう。円安なら買い方勝利、円高なら売り方の勝利だ。
テクニカル的に日経平均は、5日移動平均線(5日現在、9725.75円)を割り込んだ。しかし、日足ベースの一目均衡表転換線(同、9654.50円)や、25日移動平均ベースのボリンジャーバンドのプラス1シグマ(同、9635.11円)をキープしているなら、相場が大きく崩れることはないとみている。しかし、転換線や1シグマを割り込むようだと、25日移動平均線(同、9282.97円)に向けた調整ステージに入る見通しだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)