
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月27日 08時19分
本日の相場見通し/堅調な米株、円安を背景に、本日の日経平均も強い動き
24日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比1.74ドル安の12982.95ドル、一方、ナスダック総合指数は続伸し、同6.77ポイント高の2963.75ポイントと、2000年12月11日以来、ほぼ11年ぶりの高値で取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.51(3.04%)高の17.31だった。原油・ガソリン価格上昇による個人消及び、企業業績への悪影響が懸念材料になった。
NY円相場は大幅反落。前日比1円20銭円安・ドル高の1ドル=81円15~25銭で取引を終えた。一時81円22銭と昨年7月8日以来、約7カ月半ぶりの安値をつけた。円は対ユーロで6日続落し、前日比2円25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=109円15~25銭で取引を終えた。一時109円25銭と、昨年10月31日以来ほぼ4カ月ぶりの安値を付けた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の4月物は前日比1.94ドル高の1バレル109.77ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反落。4月物は前日比9.9ドル安の1トロイオンス1776.4ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は9705円大証清算値比65円高だった。
堅調な米株、円安を背景に、本日の日経平均も強い動きが見込まれる。想定レンジは9600円~9800円程度。物色面では、原油高を手掛かりにして、鉱業や大手商社に加え、代替エネルギーの石炭、LNG、メタンハイドレート、シェールガス・オイル関連に注目する。また、金融緩和・インフレ期待でメガバンクや不動産株などにも注目する。さらに、株式市況の改善で、証券セクターの人気も継続する見通しだ。また、日経平均などが伸び悩む場面では、仕手系材料株にも短期資金の流入が期待できると考える。
仕手系材料株のリーディングストックは、西の新日本理化(4406)、東のMUTOホールディングス(7999)だ。新日本理化は2月9日に12年3月期の業績下方修正を発表後も騰勢を強め、24日は昨年来高値を更新し、引けピン。また、MUTOHも2月10日に12年3月期の業績下方修正を発表、当期損失を4億円の赤字に下方修正した。その後、調整を経て、20日の381円を目先底に切り返した。24日には一時508円と、10日以来の500円をザラ場中に回復した。
ちなみに、材料株の中で特に人気の高い・短期筋好みの材料株としては、内田洋行(8057)、サクサHD(6675)、きらやか(8520)、共立印刷(7838)、宮地エンジ(3431)、共栄タンカー(9130)、すてきN(8089)、栗本鉄(5602)、Jトラスト(8508)、日本橋梁(5912)などが挙げられる。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)