
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月17日 08時24分
本日の相場見通し/米株上昇、円安基調を好感し、日経平均は大幅に反発
16日の米国株式市場は反発、NYダウは前日比123.13ドル高の12904.08ドルと、2008年5月19日以来、ほぼ3年9カ月ぶりの高値で取引を終えた。ナスダック総合指数は同44.02ポイント高の2959.85ポイントと、00年12月11日以来、ほぼ11年ぶり高値で取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.92(9.08%)の19.22だった。週間の新規失業保険申請件数は34万8000件と前週から予想に反して減少した。1月の住宅着工件数も市場の想定以上に増加した。そして、「ECBは、保有する500億ユーロのギリシャ国債を新規発行する同じ金額の同国国債に乗り換え、損失を避ける見通し」と伝わった。これらが好感された。
NY円相場は反落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=78円85~95銭で取引を終えた。一時78円96銭と、昨年11月1日以来、約3カ月半ぶりの円安水準を付けた。円は対ユーロで大幅に反落し、前日比1円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円60~70銭で取引を終えた。一時103円83銭まで下げ、昨年12月12日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。20日にもギリシャ次期金融支援が承認されるとの期待も強まり、ユーロが買われた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の3月物は前日比0.51ドル高の1バレル102.31ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。4月物は前日比0.3ドル高の1トロイオンス1728.4ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は9370円大証清算値140円高だった。
米株上昇、円安基調を好感し、本日の日経平均は大幅に反発する見通し。想定レンジは8250円~8450円程度。市場では、アジア向けの指標となる中東産ドバイ原油が16日、9カ月半ぶりの高値となるなど、原油価格が高騰や、発電燃料の液化天然ガス(LNG)など幅広い原燃料価格の上昇への関心が高まっている。また、原発の再稼動問題や、節電、再生可能エネルギーなどへの関心も。当面はこれらの関連株が物色されそうだ。
昨日の日経平均は25日移動平均ベースのボリンジャーバンドプラス2σ(16日現在、9264.61円)。目先はこのプラス2σがサポートするだろうが、いずれこれを割り込み、プラス1σ(同、9050.36円)と+2σとの間の「バンドウォーク」になっていく公算が大きいとみている。売り方が一息つけるのは、その後、プラス1σを割り込んで、「バンドウォーク」が終了してからということになりそう。それまでは、買い方圧倒的有利の状況が続き、押し目買い意欲が強い相場が継続するとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)