
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月24日 07時49分
本日の相場見通し/全体は膠着、閑散相場へ、再生可能エネルギー・省エネに注目
23日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落し、前週末比11.66ドル安の12708.82ドル、ナスダック総合指数は続落し、同2.53ポイント安の2784.17ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.39(2.13%)高の18.67だった。ギリシャと民間金融機関の交渉が、この日のユーロ圏財務相会合までに決着しなかったことが上値抑制要因だった。ただし、市場では、最終的には合意するとの見方が根強い。このため、下値を売り込むことはなかった。
NY円相場は反落し、前週末比5銭円安・ドル高の1ドル=77円00~10銭で取引を終えた。米10年物国債の利回りが一時2.09%と、昨年12月8日以来、約1カ月半ぶりの水準に上昇したことが、ドルの買い材料になった。円は対ユーロで反落し、前週末比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=100円20~30銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は上昇。WTI期近の3月物は前週末比1.25ドル高の1バレル99.58ドルで取引を終えた。欧州連合(EU)がイラン産原油の輸入禁止を正式決定したことが買い材料になった。NY金先物相場は続伸。2月物は前週末比14.3ドル高の1トロイオンス1678.3ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は8795円大証清算値比25円高だった。
米国株に方向感がないこともあり、本日の日経平均は前日終値付近のもみあいだろう。想定レンジは8700円~8900円程度。中心は8750円~8850円。利益確定売り、戻り待ちの売りを、売り方の買戻しが吸収するイメージだ。ただし、手掛かり材料が不足しているため、商いは減少し、閑散相場になり、東証一部の売買代金は1兆円を割り込む可能性がある。
物色面では、農林水産省が、耕作放棄地に太陽光や風力などの発電施設をつくりやすくする制度をつくるとの報道を受け、再生可能エネルギー関連が物色される見通し。また、経済産業省は夏場の電力使用を抑えるため、ビルの電力を効率的に管理するシステムを導入した企業に、最大で費用の2分の1を補助する制度を設けるとも伝わり、省エネ関連にも資金が流入するとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)