
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月18日 08時13分
本日の相場見通し/閑散商状が続く見通し
3連休明け17日の米国株式市場は反発、NYダウは前週末比60.01ドル高の12482.07ドル、ナスダック総合指数は、同17.41ポイント高の2728.08ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.29(6.17%)高の22.20だった。中国の11年10-12月期の実質GDPが前年同期比で市場予想以上に増加したことや、1月のNY連銀景気指数が予想以上に改善したことが好感された。一方、シティグループの四半期決算が、投資銀行部門の不振で市場予想を下回る内容になったことが、嫌気された。
NY円相場は反発、13日終値比10銭円高・ドル安の1ドル=76円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落、13日終値比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=97円80~90銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反発、WTI期近の2月物は13日終値比2.01ドル高い1バレル100.71ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発、2月物は13日終値比24.8ドル高い1トロイオンス1655.6ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は8475円大証清算値比5円高だった。
米国株が堅調だが、外部要因が劇的に改善したわけではない。積極的な売買材料は乏しい。このため、多くの投資家はリスクオフを継続。本日の東京株式市場は閑散商状が続く見通し。同時に、指数も膠着感の強い状態が継続しよう。日経平均の想定レンジは8400円~8600円程度。メインレンジは8450円~8500円。
個別での注目は、橋梁・道路株物色のリーディング・ストックの日本橋梁(5912)。同社の昨日の終値は728円、前日比100円高のストップ高買い気配。17日の25日移動平均線は324円。乖離率はなんと124.69%。5日以降の上昇過程で、5日と6日(320円~344円)、13日と16日(528円~576円)、16日と17日(628円~680円)とで、「3空」だ。この状況でさらに上値を追えるのかどうか。仮に、同社の株価が利食い売り殺到で崩れるようだと、連れ高した橋梁・道路株のナイアガラが発生するとみておきたい。
一方、東京電力(9501)は17日、4月から実施する企業向け電気料金の引き上げ幅を平均で17%とする方針を発表した。この値上げに対して、「産業界の反発は強く、一部の企業は自家発電の増設や独立系電力事業者への乗り換えで「東電離れ」を検討し始めた」と伝わっている。また、「経済産業省は、独立系発電事業者(IPP)による発電を増やすための規制緩和に乗り出す方針を決めた」とも報じられている。このため、自家発電などの関連銘柄に資金が流入する可能性がある。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)