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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

01月10日 08時23分

本日の相場見通し/ユーロ安が続く限り、日本株の調整は継続する

9日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発し、前週末比32.77ドル高の12392.69ドル、ナスダック総合指数は3日続伸し、同2.34ポイント高の2676.56ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.44(2.13%)高の21.07だった。メルケル独首相とサルコジ仏大統領が、財政規律を強める新条約について3月1日のEU首脳会議までに署名できるとの見方で一致したと伝わった。また、欧州委員会のレーン委員が、ギリシャの債務再編に関する民間債権者との協議は最終段階にあり、近く合意に達する可能性があるとの見方を示した。これらが好感された。

NY円相場は続伸し、前週末比10銭円高・ドル安の1ドル=76円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前週末比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=98円00~10銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の2月物は前週末比0.25ドル安の1バレル101.31ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落。2月物は前週末比8.7ドル安の1トロイオンス1608.1ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は8345円大証清算値比45円安だった。

アルコアが9日夕に発表した11年10~12月期決算は、最終損益が1億9300万ドルの赤字に転落した。しかし、前週に精錬能力の縮小に伴うリストラ費用の計上を既に発表していたため、最終赤字は嫌気されておらず、時間外で堅調に推移しているもよう。

9日の外国為替市場で、ユーロは対円で一時1ユーロ=97円28銭と00年12月以来11年ぶりの安値を付けるなど、ユーロ安に歯止めが掛からない。この状況が続く限り、日本株の調整は継続する見通し。本日の想定レンジは8250円~8450円程度。12日にスペイン、13日にはイタリアがそれぞれ3年物国債の入札を実施する予定でもあり、多くの投資家はリスクオフを継続、結果、東京市場の閑散状況も続く公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)