
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
01月04日 07時49分
本日の相場見通し/株価指数は堅調ながら、活況には程遠い相場
新年明けまして、おめでとうございます。本年も、何卒、よろしくお願い申し上げます。
2012年の取引初日である3日の米国株式市場は大幅反発、NYダウは昨年12月30日比179.82ドル高の12397.38ドル、ナスダック総合指数は同43.57ポイント高の2648.72ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.43(1.84%)安の22.97だった。2011年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は米国や中国の上昇が目立ち、欧州各国では低下基調が一服した。これが好感された。米ISM製造業景況感指数は53.9と6カ月ぶりの水準に上昇し、ユーロ圏は46.9と、2年4カ月ぶりの低水準を付けた11月から上昇した。1日発表の中国のPMIは前月比で1.3ポイント上昇し50.3と、好不況の境目となる50を2カ月ぶりに上回った。
NY円相場は3日続伸し、昨年12月30日終値比20銭円高・ドル安の1ドル=76円65銭~75銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反落、12月30日終値比45銭円安・ユーロ高の100円05~15銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅反発、WTI期近の2月物は昨年12月30日終値比4.13ドル高の1バレル102.96ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続伸、2月物は昨年12月30日終値比33.7ドル高の1トロイオンス1600.5ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8560円12月30日の大証清算値比110円高だった。
欧米・中国などの良好な経済指標を受けた、世界的な株高で、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、大発会の東京株式市場は買いが先行する見通し。日経平均の想定レンジは8500円~8600円程度。昨年通り、外部環境の変化を寄り付き段階で織り込み、その後は膠着する展開となる公算が大きいが、ご祝儀的な商いは、多少は期待できるだろう。それでも、多くの投資家がリスクオフ・スタンスを崩すことは無く、株価指数は堅調ながら、活況には程遠い相場になるとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)