
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月28日 07時56分
本日の相場見通し/日経平均は前日終値付近で膠着、閑散相場も継続
27日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落、23日比2.65ドル安の12291.35ドル、一方、ナスダック総合指数は3日続伸し、同6.56ポイント高の2625.20ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.18(5.69%)高の21.91だった。金融株が売られ、石油株が買われた。コンファレンス・ボードが発表した12月の消費者信頼感指数は64.5と前月から9.3ポイント上昇し、市場予想の59程度を大幅に上回った。これが相場を支えた。
NY円相場は続伸、23日比20銭円高・ドル安の1ドル=77円80~90銭で取引を終えた。円は対ユーロで小幅続伸、同10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=101円70~80銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は6日続伸、WTI期近の2月物は前週末23日終値比1.66ドル高の1バレル101.34ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続落、2月物は同10.5ドル安の1トロイオンス1595.5ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8445円大証清算値比5円安だった。
米株に方向感がない。円相場も小動き。このため本日の日経平均も前日終値付近で膠着する見通し。想定レンジは8400円~8500円程度。年内受け渡し最終日だった昨日の東証1部の売買代金は4605億円と、2003年4月以来8年8カ月ぶりの低水準だった。しかし、本日はクリスマス休暇明けの外国人が多少は参加が見込まれるため、ボリュームは若干増加する公算。それでも、手掛かり材料が不足しており、閑散相場は継続しよう。
なお、イランのラヒミ第1副大統領は27日、イランの原油輸出に制裁が科された場合には、原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡を封鎖することを警告したと伝わっている。これを受け、NY原油先物は1バレル100ドルを超えた。イラン情勢が一段と緊迫化するようなら、原油関連株以外は世界的に売り圧力が強まることになる。今後のイランの動向に注意しておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)