
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月20日 08時06分
本日の相場見通し/日経平均の想定レンジは8200円~8400円程度
19日の米国株式市場では、NYダウは続落し、前週末比100.13ドル安の11766.26ドル、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落し、同32.19ポイント安の2523.14ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.63(2.59%)高の24.92だった。金正日総書記の死去の影響は限定的だった。ユーロ圏17カ国の財務相が電話協議で、12年半ばに設立する欧州安定メカニズム(ESM)の資金上限の引き上げについて合意しなかったことや、ドラギECB総裁が欧州議会などで、ユーロ圏経済に厳しい見通しを示す一方で、国債購入の拡大に消極的な姿勢を示したことが嫌気された。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前週末比30銭円安・ドル高の1ドル=78円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに上昇し、前週末比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=101円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反発。WTI期近の1月物は前週末比0.35ドル高の1バレル93.88ドルで取引を終えた。金先物相場は反落。2月物は前週末比1.2ドル安の1トロイオンス1596.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8280円大証清算値比20円安だった。
欧州債務不安を背景に、米株が軟調では、日本株の上値は重い。米株が急落したわけではないため、本日は嫌気売りが寄り付き直後にチョロチョロと出て、その後は、日経平均は軟調なもみあいになりそう。想定レンジは8200円~8400円程度。基本は8300円アラウンドの膠着だろう。国内外の機関投資家は年末・クリスマス休暇で、超閑散相場も継続する見通しだ。日銭稼ぎの証券自己とデイトレーダーが主役の相場も継続だ。
テクニカル的に日経平均は、5日移動平均線(19日現在、8429.43円)と25日移動平均線(同、8475.51円)とのデッド・クロスが実現した。日経平均は11月22日と24日とで空けた窓(8212.95円~8261.01円)、11月25日と28日とで空けた窓(8199.67円~8259.71円)とで、「アイランドリバーサル」を形成している。目先はこの8199.67円あたりが下値メドとして意識されそう。一方、上値は5日移動平均線だ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)