< 相場概況(主力株)/5日の日経平均は前週末比52.23円高の8695.98円

外資系9社、売り1040万株、買い1140万株、差引き100万株の買い越し >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月06日 08時10分

本日の相場見通し/結局指数は、上にも下にも動けない状態

5日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発、前週末比78.41ドル高の12097.83ドル、ナスダック総合指数は4日続伸し、同28.83ポイント高の2655.76ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.32(1.16%)高の27.84だった。イタリア政府が厳しい追加緊縮策を決定したことや、独仏両首脳によるユーロ圏の財政再建案に関する提案が買い材料になった。しかし、S&Pが、ドイツやフランスなど「トリプルA」の格付けを得ているユーロ圏6カ国の格付けを引き下げる可能性があるとのニュースを受け、伸び悩んだ。

NY円相場は3日ぶりに反発し、前週末比20銭円高・ドル安の1ドル=77円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前週末比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=104円25~35銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続伸。WTI期近の1月物は前週末比0.03ドル高の1バレル100.99ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落。2月物は前週末比16.8ドル安の1トロイオンス1734.5ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8665円大証清算値比15円安だった。

5日のNY市場取引終了後に、S&Pがユーロ圏15カ国の長期格付けを「クレジットウォッチ・ネガティブ」にすると発表した。これを受け、フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相は、共同声明を発表し、ユーロ圏の安定を守るために必要なあらゆる措置を講じる決意を示した。

本日の日経平均は引続き、もみあいだろう。想定レンジは8600円~8750円程度。S&Pの発表が上値の抑制要因になる一方、欧州で債務問題解決に向けた動きへの期待もあり、下値は下値で堅そう。結局指数は、上にも下にも動けない状態が続く見通し。また、多くの投資家は様子見スタンスを崩さないため、閑散相場も継続する公算が大きい。このような状況下、短期筋は、仕手系材料株物色を継続することだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)