
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月30日 08時13分
本日の相場見通し/日経平均は昨日終値付近で、膠着
29日の米国株式市場では、NYダウは続伸し、前日比32.62ドル高の11555.63ドル、ナスダック総合指数は反落し、同11.83ポイント安の2515.51ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.49(4.64%)安の30.64だった。コンファレンス・ボードが発表した11月の消費者信頼感指数は56.0と前月の40.9から大幅に改善し、7月以来の高水準となり、市場予想の44.0も上回った。これが好感された。一方、アメリカン航空と親会社のAMRが米連邦破産法11条を申請したことは嫌気された。
円相場は1ドル=77円90銭~78円00銭と、前日比横ばいで取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円65~75銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続伸。WTI期近の1月物は前日比1.58ドル高の1バレル99.79ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇。12年2月物は前日比4.4ドル高の1トロイオンス1718.9ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8445円大証清算値比35円安だった。
S&Pは29日、米主要銀行の長期債務格付けの引き下げを発表した。これを受け、時間外で米銀株が売られている。また、30日のEU財務相理事会で、EFSF(欧州金融安定基金)の機能拡充や、ユーロ共同債導入、ECBによるEFSFへの直接融資など、具体策が打ち出せるかに対して、市場は懐疑的になっている。
このため、本日の日経平均は昨日終値付近で、膠着する見通し。想定レンジは8300円~8500円程度。ユーロ高になるような突発的な材料が出ない限り、多くの投資家は様子見スタンスを崩すことはないだろう。結果、閑散相場は続く公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)