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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月29日 08時03分

本日の相場見通し/「官製相場」の色彩が強まる、同時に材料株物色も

28日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反発、前週末比291.23ドル高の11523.01ドル、ナスダック総合指数は8日ぶりに反発し、同85.83ポイント高の2527.34ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.34(6.79%)安の32.13だった。29日のユーロ圏財務相会合で前向きに協議が進むとの期待が強まったことや、米年末商戦の良好なスタートが買い材料になった。フィッチが米長期国債の格付け見通しを従来の「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたが、格付けそのものは最上位の「トリプルA」で据え置いたこともあり、相場への影響は限定的だった。

NY円相場は5日続落し、前週末比20銭円安・ドル高の1ドル=77円90銭~78円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前週末比95銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円80~90銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続伸。WTI期近の1月物は前週末比1.44ドル高の1バレル98.21ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。12月物は前週末比25.1ドル高の1トロイオンス1710.8ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8390円大証清算値比80円高だった。

米株の大幅反発、円高一服を受け、本日の日経平均は続伸する見通し。想定レンジは8300円~8500円程度。欧州主要国の政策当局の債務問題への対策に対して、市場は「期待」したり、「不安」を覚えたり、「失望」したりと、一喜一憂し、振り回されている。現状は「期待」の局面のようだが、要人発言や観測報道で一気に局面が変化する不安定な状況は継続している。このため、多くの投資家はリスクオフを継続し、積極的な売買は手控える公算が大きい。

売り物薄の中、年金資金の買いが売り方の買い戻しを誘発させ、相場が押し上げられる「官製相場」の色彩が強まる可能性が高まったようだ。一方で、材料株は、週末25日の急落後、早くも週明け28日には買い戻されているものが多く見受けられる。このため、短期筋は餅代稼ぎの材料株物色を、急騰急落を交えさせながら、継続しよう。この動きがあるうちは、相場の体感温度が下がることはないとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)