
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月20日 11時25分
前場概況(主力株)/20日前場の日経平均は前日比79.97円安の8692.57円
20日前場の日経平均は前日比79.97円安の8692.57円、高値は始値の8733.60円、安値は8688.38円。東証一部の売買代金は3621億円、値上がり銘柄数は351銘柄、値下がり銘柄数は1129銘柄、変わらずは159銘柄。日経平均は反落。
19日のNYダウは反落し、前日比72.43ドル安の11504.62ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.88(9.13%)高の34.44だった。FRBはベージュブックの中で、多くの地区で新規雇用は「限定的」と指摘したほか「企業の景気見通しは全般的により不確かになっている」との見方を示した。これが嫌気された。また、アップル株の下落もセンチメントを冷やした。
NY円相場は横ばい。前日と同じ1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロでも横ばい。前日と同じ1ユーロ=105円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の11月物は前日比2.23ドル安の1バレル86.11ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落。12月物は前日比5.8ドル安の1トロイオンス1647.0ドルで取引を終えた。
米株が反落したことが嫌気され、前場の日経平均も反落。昨日まで、東証1部の売買代金は3日連続で9000億円を下回った。また、日経平均の日中値幅は、10月6日から19日まで9日連続で100円以内に収まっている。閑散相場・膠着相場が続いている。前場の売買代金も低迷し、前場の日経平均の値幅は45.22円と、膠着状態も継続。
一部で、サルコジ大統領とメルケル首相が19日、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)強化策について協議したが、議論は暗礁に乗り上げていると伝わっている。このため、多くの投資家は様子見スタンスを崩せずにいるようだ。
需給面では、欧州系のバスケット売りが観測されていた。米HDD大手のウエスタン・デジタルの10-12月期の売上高見通しが、タイの大規模洪水による生産への影響で7-9月期に比べて大きく減少したため、東京市場でもHDD関連が軒並み安となった。
東証33業種では、空運、電気・ガス、情報・通信、銀行の4業種が値上がりした。一方、精密機械、鉄鋼、非鉄金属、機械、輸送用機器、ゴム製品、不動産、鉱業、ガラス・土石、その他製品、電気機器などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは東京電力(9501)、2位はルック(8029)、3位はIPATHVIX短期JDR(2030)。一方、値下がり率トップはサンシティ(8910)、2位は愛知時計(7723)、3位は日本電産(6594)。