
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月20日 08時10分
本日の相場見通し/閑散相場・膠着相場は続く
19日の米国株式市場は反落し、NYダウは前日比72.43ドル安の11504.62ドル、ナスダック総合指数は同53.39ポイント安の2604.04ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.88(9.13%)高の34.44だった。FRBはベージュブックの中で、多くの地区で新規雇用は「限定的」と指摘したほか「企業の景気見通しは全般的により不確かになっている」との見方を示した。これが嫌気された。また、アップル株の下落もセンチメントを冷やした。
NY円相場は横ばい。前日と同じ1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロでも横ばい。前日と同じ1ユーロ=105円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の11月物は前日比2.23ドル安の1バレル86.11ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落。12月物は前日比5.8ドル安の1トロイオンス1647.0ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8755円大証清算値比35円安だった。
米株が反落したことが嫌気され、本日の日経平均も反落する見通し。想定レンジは8650円~8850円程度。昨日まで、東証1部の売買代金は3日連続で9000億円を下回った。また、日経平均の日中値幅は、10月6日から19日まで9日連続で100円以内に収まっている。閑散相場・膠着相場が続き、まさに、「株屋殺しの相場」になっている。今日も、ザラ中大きな材料が飛び出さない限り、この傾向は続こう。
なお、一部で、サルコジ大統領とメルケル首相が19日、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)強化策について協議したが、議論は暗礁に乗り上げていると伝わっている。EU首脳が23日の会合で抜本的な解決策で合意できるかどうか微妙な情勢であり、多くの投資家は様子見スタンスを崩すことはないだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)