
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月19日 15時26分
相場概況(主力株)/19日の日経平均は前日比30.63円高の8772.54円
19日の日経平均は前日比30.63円高の8772.54円、高値は9時14分の8831.55円、安値は13時53分の8745.36円。東証一部の売買代金は8929億円、値上がり銘柄数は726銘柄、値下がり銘柄数は741銘柄、変わらずは190銘柄。日経平均は反発。
18日のNYダウは大幅反発、前日比180.05ドル高の11577.05ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.83(5.48%)安の31.56だった。バンカメの四半期決算発表をきっかけに、金融株が買われた。また、英ガーディアン紙(電子版)が「ドイツとフランスが欧州金融安定基金(EFSF)の規模を2兆ユーロに拡大することで合意した」と報じたことも好感された。ただし、その後、ガーディアンの報道内容を否定する関係者の発言も伝わったという。
NY円相場は横ばい、前日終値と同じ1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=105円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の11月物は前日比1.96ドル高の1バレル88.34ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比23.8ドル安の1トロイオンス1652.8ドルで取引を終えた。
米株上昇は好感され、前場の東京市場は買いが先行、日経平均は反発した。インテルの7-9月期決算では、売上高、純利益ともに過去最高を更新。これを受け、インテル株は時間外取引で上げ幅を拡大。しかし、アップルの7-9月期決算は、大幅な増収増益だったが、市場予想平均に達せず、時間外取引でアップル株は売られた。また、ムーディーズが、スペイン国債の格付けを「Aa2」から「A1」に2段階引き下げ、「アウトルック」は「ネガティブ」と発表した。これらの好悪材料が綱引きした結果、日経平均は8800円アラウンドで膠着した。なお、多くの投資家は欧州債務・金融システム不安を背景に、様子見スタンスを崩さず、売買代金の低迷も続き、「閑散相場」だった。
後場の日経平均は伸び悩むものの、底堅い動き。欧州債務・金融システム問題の行方を見極めたいとして売買を見送るムードが強かった。東証一部の売買代金は3日連続で9000億円を下回るなど、閑散相場は続いた。欧州系ファンドからの解約売りが観測されていた。
東証33業種では、パルプ・紙、陸運、医薬品、倉庫・運輸、小売、不動産、食料品、その他金融、銀行、保険、電気・ガス、その他製品、サービス、電気機器などが値上がりした。一方、証券、商品先物、空運、石油・石炭製品、卸売、情報・通信、海運、建設、非鉄金属などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはランド(8918)、2位は大阪製鐵(5449)、3位はテイカ(4027)。一方、値下がり率トップはサンシティ(8910)、2位はディー・エヌ・エー(2432)、3位はTAC(4319)。