
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月19日 08時11分
本日の相場見通し/日経平均は8800円アラウンドの「膠着相場」
18日の米国株式市場は大幅反発、NYダウは前日比180.05ドル高の11577.05ドル、ナスダック総合指数は同42.51ポイント高の2657.43ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.83(5.48%)安の31.56だった。バンカメの四半期決算発表をきっかけに、金融株が買われた。また、英ガーディアン紙(電子版)が「ドイツとフランスが欧州金融安定基金(EFSF)の規模を2兆ユーロに拡大することで合意した」と報じたことも好感された。ただし、その後、ガーディアンの報道内容を否定する関係者の発言も伝わったという。
NY円相場は横ばい、前日終値と同じ1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=105円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反発。WTI期近の11月物は前日比1.96ドル高の1バレル88.34ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。12月物は前日比23.8ドル安の1トロイオンス1652.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8870円大証清算値比120円高だった。
米株上昇は好感され、本日は買いが先行、日経平均は反発する見通し。想定レンジは8700円~8900円程度。インテルの7-9月期決算では、売上高、純利益ともに過去最高を更新した。これを受け、インテル株は時間外取引で上げ幅を拡大。しかし、アップルの7-9月期決算は、大幅な増収増益だったが、市場予想平均に達せず、時間外取引でアップル株は売られている。
また、ムーディーズが、スペイン国債の格付けを「Aa2」から「A1」に2段階引き下げ、「アウトルック」は「ネガティブ」と発表した。これらの好悪材料が綱引きする結果、日経平均は8800円アラウンドの「膠着相場」となる見通し。多くの投資家は欧州債務・金融システム不安を背景に、様子見スタンスを崩さず、売買代金の低迷も続き、「閑散相場」も継続しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)