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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月04日 08時17分

本日の相場見通し/想定レンジは8300円~8500円程度、全面安商状を予想

3日の米国株式市場では、NYダウは続落し、年初来安値を更新、前週末比258.08ドル安の10655.30ドル、ナスダック総合指数は4日続落し、同79.57ポイント安の2335.83ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.49(5.80%)高の45.45だった。ISMの9月の製造業景況感指数は前月比で1ポイント上昇し、51.6となり、3ヶ月ぶりに前月の水準を上回り、市場予想の50.5前後も上回った。これは好感された。しかし、ギリシャ政府の11年の財政赤字がGDP比8.5%に達し、削減目標の7.5%に届かないことが確実となったため、ギリシャ支援継続への不透明感が強まった。これが嫌気された。

NY円相場は3日ぶりに反発し、前週末比40銭円高・ドル安の1ドル=76円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に続伸し、前週末比2円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=100円90銭~101円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は続落。WTI期近の11月物は前週末比1.59ドル安の1バレル77.61ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続伸。12月物は前週末比35.4ドル高の1トロイオンス1657.7ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8380円大証清算値比150円安だった。

米株下落、対ユーロでの円高進行を受け、本日の日経平均は大幅に3日続落する見通し。想定レンジは8300円~8500円程度。全面安商状が予想される。ギリシャ問題が不透明さを増しているため、外国人投資家中心にリスク資産の現金化は加速しよう。当然、日本株も売却対象。このため、彼らの保有比率の高い主力株の需給が悪化し、これが指数を押し下げるという悪循環が続く公算が大きい。

注目するべきはここ最近、資金の逃避先となっている建設や小売などの内需株。これが堅調に推移しているなら相場の大崩れは避けられるだろう。しかし、値が崩れるようだと、相場の体感温度は劇的に低下し、極度の物色難に陥る可能性があり要注意だ。世界の株式市場が一斉にメルトダウンしつつある中、内需株が「野中の一本杉」であり続けるか保証はどこにもないからだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)