
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月28日 08時16分
本日の相場見通し/日経平均は米株高を好感し、続伸も、上値は重い
27日の米国株式市場3日続伸、NYダウは前日比146.83ドル高の11190.69ドル、ナスダック総合指数は同30.14ポイント高の2546.83ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.31(3.36%)安の37.71だった。
ドイツのメルケル首相が、ギリシャの財政再建の取り組みを評価したうえで、引き続きギリシャを支援していく姿勢を示した。また、ギリシャ議会が、EUなどから金融支援を受けるうえで重要な条件となる不動産特別税の導入を承認した。これらが好感された。しかし、ギリシャへの次回融資の条件をめぐり、ユーロ圏諸国の間に見解の相違が出始めていることを伝えるFT紙の報道が嫌気され、伸び悩んだ。
NY円相場は反落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比1円00銭円安・ユーロ高の1ユーロ=104円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸、WTI期近の11月物は前日比4.21ドル高の1バレル84.45ドルで取引を終えた。NY金先物相場は5日ぶりに反発、12月物は前日比57.7ドル高の1トロイオンス1652.5ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8625円大証清算値比45円高だった。
本日の日経平均は米株高を好感し、続伸する見通し。想定レンジは8500円~8700円程度。欧州当局者が、EFSFの支援能力の最大化と欧州金融機関の資本増強に向けて様々な策を検討していることが伝わり、市場の緊張はここ2日間、やや緩んでいる。しかし、市場が納得する合意を形成し、それを実現するに至るまでには相当高い政治的ハードルが残っている。このため、市場では過度の下値不安は後退したものの、上値を積極的に追うムードも強まることはないだろう。
本日は、9月配当権利落ち日だが、日経平均に与える影響度は70円弱だ。これを即日埋めるか否かが注目される。埋めるなら相場の基調は強く、目先はリバウンド継続、逆に、埋め切れないなら、相場の基調は弱く、戻り一服になる可能性が高まるとみておきたい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)