
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月14日 08時09分
本日の相場見通し/リスク回避志向を続けている状況に全く変化はない
13日の米国株式市場は続伸し、NYダウは前日比44.73ドル高の11105.85ドル、ナスダック総合指数は同37.06ポイント高の2532.15ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.68(4.35%)安の36.91だった。14日にギリシャと独仏の首脳が電話会談すると伝わったことや、仏銀大手BNPパリバが資金調達や手元流動性への不安を否定したと報じられたことなどが買い材料になった。
NY円相場は続伸し、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=76円90銭~77円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続伸し、前日比35銭円高・ユーロ高の1ユーロ=105円15~25銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の10月物は前日比2.02ドル高の1バレル90.21ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発。12月物は前日比16.8ドル高の1トロイオンス1830.1ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8590円大証清算比20円高だった。
確かに、13日の欧州株式相場は上昇し、米国株式市場でも最近下落がきつかった銘柄を中心に短期的な戻りを期待した買いが入ったようだ。しかし、市場の欧州の債務問題への警戒感は引き続き根強く、投資家がリスク回避志向を続けている状況に全く変化はない。このような状況を受け、本日の東京市場も、上値の重い展開だろう。日経平均の想定レンジは8500円~8700円程度。需給的には、欧州勢が売り、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が買うというのが基本構図とみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)