
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月08日 15時38分
相場概況(主力株)/8日の日経平均は前日比29.71円高の8793.12円
8日の日経平均は前日比29.71円高の8793.12円、高値は9時1分の8876.49円、安値は12時46分の8757.58円。東証一部の売買代金は9645億円、値上がり銘柄数は959銘柄、値下がり銘柄数は512銘柄、変わらずは173銘柄。日経平均は続伸。
7日のNYダウは4日ぶりに大幅反発し、前日比275.56ドル高の11414.86ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同3.62(9.78%)安の33.38だった。ドイツの連邦憲法裁判所が、ギリシャ向けの金融支援は違憲だとする訴えを退けたことが好感された。また、オバマ大統領が8日に発表する景気・雇用対策の規模は3000億ドル超となると伝わったことで、期待感が盛り上がった。
NY円相場は反発し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=77円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日ぶりに反落、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=108円85~95銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発。WTI期近の10月物は前日比3.32ドル高の1バレル89.34ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅続落。12月物は前日比55.7ドル安の1トロイオンス1817.6ドルで取引を終えた。
米株の大幅反発を受け、前場の日経平均は続伸した。しかし、上値は重く、ほぼ寄り付き天井となった。明日、SQ算出を控えていることに加え、8日のオバマ米大統領の景気対策の発表もあり、全般的には模様眺め気分が強い状態が継続した。なお、7月の機械受注統計では、「船舶、電力を除く民需」の受注額は前月比8.2%減と、3カ月ぶりに前月実績を下回った。また、7月の国際収支状況速報では、経常収支は9902億円の黒字と、前年同月と比べ42.4%減と、5カ月連続で前年を下回った。原油やLNGの輸入額増により、貿易黒字は前年同月比86.3%減の1233億円にとどまった。
後場の日経平均は一時前日比マイナスに転じる場面があった。東証一部の売買代金は7月25日以来の1兆円割れとなるなど、閑散相場だった。なお、8月の景気ウオッチャー調査では、現状判断指数は47.3と、前月比5.3ポイント悪化。悪化は5カ月ぶりのこと。
東証33業種では、鉱業、ゴム製品、鉄鋼、精密機械、金属製品、その他製品、水産・農林、医薬品、食料品、小売、陸運、電気・ガスなどが値上がりした。一方、証券、商品先物、保険、機械、パルプ・紙、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石、銀行など8業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはヘリオスH(6927)、2位はすてきナイスグループ(8089)、3位はユニバース(3078)。一方、値下がり率トップはイー・アクセス(9427)、2位はツカモトコーポレーション(8025)、3位はエー・アンド・デイ(7745)。